ナラティブセラピー

ナラティブセラピーは問題を排除するのではなく、セラピストと相談者が今在る問題とともにどう生きていくかを語りとともに実践していきます。いつか問題のために生きるのではなく生きるために生きるとなります問題を排除しようとすればするほど問題は心の中で大きくなっていきます。まずはご自身の物語を語ります、ご自身の過去を語り、今を語ります。今何が問題かをみつめます。今と問題を切り離していきます。生きる、生活と問題を切り離していきます。全体が問題ではなく、問題は一部であることをみつめ直します。問題に焦点を当てるのではなく生きるに焦点をあてます。生きるために生きるを実践していくうちにいつか問題は一部となり、一部はいつか生活の一部となり、問題を解決するための生活から生きることを楽しむための生きるになっていきます。つまり、問題を解決するのではなく、解消していくのです。