心のケア
私は施設のケアマネもしているので
老衰による死の場面に立ち会うことが多くあります
そのときが近づくと飲めなくなり食べれなくなります
身体がうけつけなくなるということですね
そのときには食べれるだけ、飲めるだけ
ひとさじひとさじのケアがはじまります
ときにはその人の思いを聴き
身体の清潔を維持しながらできるだけ苦痛をやわらげ
乾いたのどを湿らせ、欲しいときに欲しいものを提供する
そのひとの状態をみていけば今がどういうときなのかわかります
ケアというのはそのひとをみつめ
その人の今に必要なことを支援していくことです
心のケアもそうですね
その人の思いを聴き
その人をみつめ
ときには互いに語り合い
その人の今に必要な支援をしていきます
ときには支え、ときには自立を促す
ひとそれぞれに違ってきます
その人らしく生きるを支える
それがセラピストの心のケアだと思っています
いろいろな思い
語ってみませんか
その思いを聴きます
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